9月2日の日記

2005年9月2日 日常
僕は何故駄目だろう?

良く考えるんです。まぁ、いつもマイナス思考だし、無学だし、特技も無く、ぬるいからと言ってしまえばそれまでという話なんですけど。

先日も就職絡みで色々有りまして自分の軌跡に疑問を投げかけているんです。

日々、ぬくぬくとぬるま湯につかる様な生活が良いとは僕は思いませんが、社会の荒波をくぐって来た人々には、それが良いものだと言うのではないのでしょうか?

僕は、昔から破滅志向な性格でした。そして現在も破滅志向な人間です。いつも嫌な事があったり嫌な人間に出会うと「道連れに死んでやる」とか「俺が死ぬ時はお前を殺すか自殺したとしても往来歩けなくなるような秘密をばら撒いて死んでやる」とか心の中で強く思って生活する陰険な人間です。

そんな人間がシンパシーを感じるのは、やはり自暴自棄な人間や無謀な事件、共感できないような意味不明な事柄なんじゃないかなと思うんです。そんなの好きなマトモな人がいたら迷惑な決め付けだと思いますが。

自分の好きな物といえば、球団なら阪神か大洋(ともに最弱期)。国なら、エチオピア・ルーマニア・フィンランド・ハンガリー・アイルランドなどマイナー国ばかり。サブカルのジャンルに入るかどうかすらわからないネタばかり好きってのは、やっぱり僕は異常者なんだなと思うんです。

生まれたその日から僕には、敗残者の魂が宿っているとしか考えられないんです。だってそうでしょう、小さい頃から時代の主流を悉く毛嫌いして、マイナー路線を突っ走る。まるでJRに対しての3セクの不採算路線みたいなものですよ。

そして、嫌いな世界を目の前に敵前逃亡をした結果が、この何のスキルも持っていない意味の無い存在が出来上がってしまった。DQで言うところの『ドラキー』みたいなモノなんです。そっくりですよー。最初っからメダパニをデフォで搭載してるところとか。ガイジじゃないですか、マジで。

自分自身が生まれたあたりから駄目なのを直視すると本当に死にたくなります。


まぁ、今日も今日とてグダグダですわ。


朝も早よから寝させてもらいますわ。

9月1日の日記

2005年9月1日
みなさん、お疲れ様でした。

てか、合宿行った人よ、行かなくてゴメンナサイ。


全然話し変わるんですけど金剛山の水質が変わったらしいです。

後輩曰く地震の前兆らしい。

ホンマかどうかは知らないが、防災リュックを作っておくのは良いと思いますよ。


地震が怖い静岡県民でした。

風邪うつった

2005年8月29日
だめだ。明日は無理。


てか菌をなめてた。


早速発熱38度!!


この即効性な実験動物級の抵抗力の無さに死にそう。
こんばんは。

今年、某大学生が殺されて山に捨てられました。
そこらへんにキモ試しに行きました。

面子は、某研究会の先輩でハードワーカーな方(霊感有り)と某宗教団体で霊感に目覚めさせられてしまった先輩(大霊感)と感は鋭いが見えない先輩(非霊感)と僕(軽度?)な何が出てもおかしくないような面子です。

霊感もちの先輩二人が六甲山でだいぶヤバイ写真を撮ってきてビビリましたよ私は。

そこは走り屋とかで有名らしく、真夜中なのにトラックの荷台に乗って爆走とか、痛い連中がたくさんいました。


幽霊を見るどころか暴走族と橋の上でかち合わせ、振り切りながらカーチェイスをしていたら暴走族の後ろを警察が追ってきていて、訳の分からない逃走劇をしました。

墓場の近くとかでも写真取ったので何か写ってたらUPします。

PS.ちなみに墓場近くの方に右折したら車の中で足がガクガクして貧乏ゆすりが止まらなくなりました。すげー怖かったです。

8月20日の日記

2005年8月20日
誕生日でした。なんか、どうでもいいですわ。

22歳の俺よ。未来は暗いぞ。
靖国神社に参拝してきました。
こんばんは。

また今年も終戦記念日がやって参りました。


今年は家庭の都合でコミケに行ってこれなかったので靖国参拝兼東京見物と相成りました。


早朝からドンコウで東京へ旅立つのはいつもの事で慣れました。毎年雨が降る八月の十五日ですが、今年は晴天に恵まれて靖国神社には多くの人手で賑っておりました。

大手前駅から九段駅で降りて靖国神社に到達して、鳥居をくぐり進んでいくと次期総理の声も高い郵政反対派の平沼前議員がおりました。握手してもらいました。

まぁ例年のごとく右翼団体の皆さんが色々な所に陣取って左翼の進入に眼を光らせておりました。
警察の公安・機動隊の皆様もお疲れ様でした。

今年も事件があったようですがまったく恙無く進んでしまい写真に乱闘をおさめることが出来ませんでした。残念。

とりあえず、そんな中帰り際に取った一枚を乗せておきます。
こんばんは

記憶を遡りつつ日記を買いてるだーよ。



東京行く前日に同窓会をしました。
予定では15人集まるらしいと聞いてましたが、実際には7、8人でなんじゃこらーでした。

中学当時から汚れキャラの僕は、下ネタバンバンで攻めて行き女性陣を不愉快の極みに落としいれ楽しい一時を送っていたのですがハプニングが。


『呉君はメイド喫茶行ってそうだよねー』
『行ってる行ってる!!!めちゃ行ってる!!!』
『……』
『え、どうしたん?』
『きもちわるい』

しまったーーーーーーーー!!!!!!


ついついカミングアウト。

その後、一時間ほど女性の方々に逆襲を喰らい悲しい飲み会となりました。

あと、隣の席にいた酔っ払いサラリーマンのグループが
『がんばれ!!まだ行ける!!!まだ行ける!!!』
と、意味不明な声援を僕に送り続けていたのも大きく不愉快でした。

お前等なにもんや!!!!!

8月3日の日記

2005年8月3日
なんだか不思議なことが発生。

寝てると、いつも閉めてある押入れの戸が中から『こんこんこん』と叩かれて目が覚めます。

昨日くらいからずっとそうでかれこれ四回くらい叩かれました。

どうしたらいいですか?

8月2日の日記

2005年8月2日
大本営発表!!大本営発表!!

我が軍は、台湾方面にて未曾有の大戦果を挙げり!!!

前期予想単位(30単位)を大幅に上回る40単位の成果を挙げり!!!

という夢を見ました。戦争ドキュメントをパソコンで延々と流しながら睡眠するとこんな感じになる。勉強になった。
私の前期の単位は3単位です。

嗚呼、台湾沖海戦……



本日、部活の後輩のお誘いで大阪の夏の風物詩『PL花火大会』に行ってまいりました。
てか、今日あるの忘れてて下宿を強襲されてオナをストップさせられた。無念。

今日は、会場周辺が混むしバスが午後3時から無いとの事なので早めに移動しました。最寄り駅についてバスに乗りバスが走り出すと大きな怪しげな塔が立っていました。

PLすげー

あんな、京都タワー位有る建物を住宅街のど真ん中に打ち立てる勇気に感動。


ぱーふぇくとりばてぃーきよはらくわたおぉいえぇー


周辺は自警団みたいなマンションの管理組合みたいな人たちが、よそ者を入れまいと必死に睨んでいました。
輩もたくさんいて香ばしい匂いがプンプンしてます。惜しむらくは、特攻服を着てないことかな。スックー+ヤンキー+特攻服=魂だと呉は考えます。

どうでもいいけんね。

後輩の家に着くと、家族の方の丁重なおもてなしの後に宴開始。おおよその予想を覆す素晴しい料理の数々に感動しました。後、カレーがメチャ美味かった。他人家のカレーで感動したのは久しぶり。ゴチデス。

適当な時間になって花火が開始。普通なら一万発級の花火大会で15発も上がらない大玉がボコボコあがる姿に感動。ややマンションで見えないところもあるがそんな事を感じさせない光・音・空気の迫力に脱帽しました。後、花火を見てる最中に幼女について語り合うなどありえない展開に閉口。最高ですた!!!

帰りは、電車の中でヤンキーと外人のリアルファイトに遭遇してラッキーでした。事態が飲み込めない外人と叫ぶヤンキー。唖然とする乗客。
ありえない展開にボルテージはマックスでした。

後輩君よ、本当にありがとうございました。

7月29日の日記

2005年7月29日
悲しい夢を見てしまいました。

なんか、自分の娘とやってた。近親●姦!!!!!!!!



カズミ〜カズミ〜



暑いですねー。夏。もう、家の中で勉強してると冷房ガンガンだから少し外に出ると頭に血が上ったり下がったりで脳溢血で死にそうになります。

マジで頭痛いし。



昭和のいるこいるのDVD買わないと。見る暇無いけどね。今年は浅草演芸場に行って彼等を見てきますよ。

寝る

7月28日の日記

2005年7月28日
後輩と飯を食べた。
中華料理屋でした。
普通にワンタンメンおいしかった。
地理学のレポートかかなきゃ。
時間がねー。

ぴぎゃー

静岡、台風直撃?

2005年7月26日
おはようございます。

去年は、D研の先輩の親戚宅が台風で被災されたのを見て他人事ではないなと思った。
だけど、なんだかんだ言って台風来るとワクワクしてしまう。自分ちが被災するかもしれんけーがやっぱりワクワクする。僕んちから二十米にある一級河川の土手はうちらん方だけ1m低い。山側だから、そっちに水を溢れさせて逆側の広い市街地と田んぼを守るための先人の知恵だそうな。町内会は今頃、水門を閉めるか閉めないかで大揉めかもしれない。多分大丈夫だけど土手ん決壊しんとも限らんから不安でしかたんない。

高校野球。母校負けた。もったい君とこの高校頑張ってください。でも、静高が優勝っぽいな。地区大会どうでもいいから甲子園で頑張って欲しい。毎年一回戦負けは県民としてマジ悲しいもんでね。

寝る

社会精神病

2005年7月25日
おはようございます。

松屋にいったらコンビB定食がすでになくなっていて、朝っぱらから牛焼肉定食か何かで御飯三杯お替りして店員にきもがられた呉一田です。


先日、いつもの面子で麻雀打ちました。その席上、自分が何の為に働くのかということについて真剣二十代シャベリ場的に先輩が語っていたのですが、「安月給で何の為に働いているか分からない」「人生が分からない」などの疑問が呈され、結論は「死にたくなる」だそうでした。

まぁ、結局結論的には「人生は無為だ」というところに行き着いて、それを反芻して涙するようなことが多くなるのだそうです。微妙に賢いと、ろくな事は無いなぁと思ったしだいです。
成功者(この場合は大多数の人から見て幸せに見える人)が「人生は無為だ」と行き着かないなら納得ですが、それ以外の人がその結論に至らないなら悲しいことだと思いました。理由は敢えて言いませんけどーー。


僕も大学生活をふと振り返ると死にたくなるからどうでも良いのですが。本当に社会に出たら辛い事が多そうでたまらないですよ。まぁ、どうせ普段から人生が不幸だと考えてればダメージが少なくて済むから良いのですがね。不幸だけどある意味幸せですわ。人の不幸で笑って生きていくのが一番だと心に言い聞かせる敗北者でした。

精神病だな。俺w

コミケ行くかも

2005年7月23日
http://www.klausemilitary.com/c68/klause.html

これだけのために行くかもしれません。

後は、創作系と軍事中心に買いに行くかもですね。

どうでも良いんですけど、僕がコミケに初めて行った時買ったなかで一番面白かったのが『毒電波チェック』でした。

http://www.ryucom.ne.jp/users/agameron/welcome.htm
の、電波度チェックで見れますがカナリの飛ばし具合に私は、死にそうになりました。
不謹慎ネタは元々好きでしたが、この本によって私の精神は完全に破壊されました。アガメロンさん万歳!!!!!

さっき丹下桜入籍について知った。時代を感じる。後は、椎名へきるが結婚したら僕の青春は終わる気がする。声優ラジオ全盛期の頃が懐かしい。トラチョコやディーパーストリートなど懐かしく感じる。そういえば、オフサイド大西さんは元気だろうか?昔、2chでオフサイド大西の掲示板のアドレス張られてたけどPC再インスコしてわからんようになってしまった。
大西さんは、これからも素晴しいラジオ番組を作って欲しいと切に願いますだ。

寝る

相場は狂せり

2005年7月22日 日常
IPO銘柄全滅。

オンリーは、塩漬けます。

死ぬ。


逆に、ロト6が熱い。
来週は、最低100万以上当てます。

今週は、ニアミス。

ただ、実感あり。


寝る

真夜中の電話

2005年7月19日 日常
が、かかって来ました。

昨日の3:30頃。
僕は、寝てて携帯の着メロで起きました。着メロをFCの名作の『イッキ』にしてたためビビッテすぐ起きられました。

発信先が学部の友人で嫌がらせか!!と思いつつ電話に出たら発声一番「助けてくれ!!」

はぁ?

いきなり、助けてコールです。別に僕はいいんですけど願わくば、女の子からのSOSを受け取りたかったんですがアニメのようにはうまくいかず。

「とりあえず、大学の西門に来てくれ!!追われてる!!」

で、電話切れました。


一瞬ボーっとして我に返えるとニヤリとしました。

「修羅場……ですね……?」

修羅場ニストの私としては行かずにはいられません。すぐに着替えてカバンに新聞で包んだ包丁を突っ込むとダッシュで西門へ行きました。

行く途中又電話がかかってきて出てみると

「早くしてくれ!!来た!来た!来た!」

メチャ興奮してきました。
本当にヤバソウデス。

ついてみると誰もいなくて電話がかかって来ました。

「セブンイレブンにいる!!」

なんですぐ電話切っちゃうのか知りませんが、とりあえず行くことに。


そこで、呉一田が見たものは!!



泣き崩れて靴も何も履いていない土下座している女と友人、そして冷ややかに周りから見回す数人のギャラリー。

びっくりして仲介に入るとお互いチンプンカンプンで意味の分からない事を喚き散らしていて、
女「警察に行きましょうよ」
友人「おう、いったるわ!!」
女「携帯を返してください」
友人「お前が悪いんやろ!!死ね!!!!」
女「死にますから、携帯だけは返してください!!!」
といった感じで話が変なほうに飛んでったりして訳分からないので、落ち着かせて示談に持ち込みました。

早い話が、両方元からキチガイの素質があって酒と怒りでファンキーな感じになったのが原因らしいですよ。

後、女の方が元彼(外国人)にシャブ中にされたとかされてないとか。

まぁ、面白かったですわ。
包丁を使うとこがなくて良かったですよ。最初は、ヤンキーに絡まれてると思ったんですけど、友人同士の飲み会での揉め事だったらしいので良かったです。安心しました。

夜歩きは危険だぞ☆
こんな危ないお兄さんやお姉さんがウロウロしている大阪だから良い子は早く寝ましょうね☆

7月17日の日記

2005年7月17日
物理が解らない。力学なんてやってねーよ。高校は生物しかしてないし。数学もチンプンだし、はやくも敗北宣言。

勉強はしますけど、落ちますね絶対。

精神もまいってますよ。

口内炎は咽喉に2つ、口内に2つで死にそう。

替え玉受験していただきたい気分。

僕の将来→大学生→色々やばい会社の営業→体を壊す→酒浸り→タバコで肺がん→死亡

こんなぁ、感じ。

寝る。


ただいま午前5時37分。カナカナゼミが鳴き出した。

久しぶりに日本橋

2005年7月13日
4年間通い続けた日本橋に足が向かなくなった。最近雨多かったからなんだけど。

ぶらぶら、うろつくだけで癒されます。この街は狂ってるから好きですよ。初めて行った時にホームレスにバナナの皮を投げつけられたのを克明に覚えている。むかついた。今でもむかついてる。

本日の買い物(本がどっかいっちゃうからメモ)

提督の決断3(PS)400¥(動くんか?)
コンビニぶんぶん1〜3(中古) 藤島じゅん
幻の漂白民サンカ       沖浦和光
興業界の顔役         猪瀬直樹  
ペルソナ 三島由紀夫伝    猪野健治
ぐろぐろ(中古)        松沢呉一
悪魔様ヘルプ2巻       岬下部せすな
三者三葉2巻         荒井チェリー

ぐろぐろの松沢呉一氏はSMスナイパーに連載したり、『新宗教の素敵な神々』など素晴しい著作をお持ちの方なので買ってしまった。

幻の漂白民サンカ以外はまだ見てない。

寝る
あぁ、死んでもうた。

破壊王橋本真也逝く。

ちっと若すぎやしないか?40歳?微妙なお年頃だけど敢えて若いのにと言っておこう。
若さだけが惜しいのではない。この興業不振の時代に彼がいなくなるのは厳しい。
それに僕が良く知っているレスラーがまた消えた。

僕が他人の肋骨を良くわからないメキシコのプロレス技で骨折させたり、友人に朝の挨拶がてらラリアートをくらって保健室に朝一で運ばれたり、毒霧と称して唾液の混じった水を霧状に噴出しすぎて「唾マニア」と女子から呼ばれる奴がいたり、ドップリとプロレスにはまった中学時代、事件は起こった。

静岡県には、かつて素晴しい時間があった。トゥナイト2からワンダフルに流れるゴールデンタイム。あれは、正直感動するくらいアホらしくてエロかった。乱一世と北野誠の顔を昼番組で見るだけで僕らの会話はピンクになった。また、ワンダフルのアニメ枠(後半)が丸々潰されて浦安鉄筋家族、凄いよまさるさんが見れなかった。替わりにやっていた番組『日本水紀行』がメチャクチャ恨めしかった。しかし名水についての知識は得ることが出来た。あの番組をトゥナイトの後に見る時、いつもち●こ出したままチャンネル変えるから、ブツを出しながら日本水紀行を見るというシュチュエーションに自殺したくなることも度々会った。
そしてその後アニメ番組が始まるのである。これが一つ目のゴールデンタイム。

そして金曜日の夜に真のゴールデンタイムがあったのである。SBSのアニメ終了後何の脈絡も無く始まるVシネ&AVである。正式には金曜ナンチャラって名前があった筈だが失念してしまった。時間帯としては最低でも三時。ここからが僕たちのパラダイスだった。
皮のコート着てる女の奴等の半分は、『特殊捜査官』とか『警視庁●●対策特別班』だった。すぐレイプされるし、すぐ薬物。あいつらすぐ股から拳銃出して戦って、すぐ人質のせいで酷い目にあってた。ボディコン着ている奴はすぐに犯され薬漬けにされて公衆便所になる。登場人物はヤクザ・パンコ・薬中・女教師・特殊捜査官・悪い外国人(中国台湾8割・残りはロシアンマフィア)など本当にレアな職種だけが登場していた。また、男女共に学生には全然見えないのも素晴しかった。一時期僕のあだ名は『Vシネ生徒』だった。
そんな目くるめくマッドワールドが睡魔に犯された緩い頭を蹂躙する。

そんな金曜日の夜であった。

当時、新日本プロレスは橋本がいる正規軍と蝶野率いるNWOが火花を散らしていた。中学校では当然、正規軍派とnwo派に別れていた。みんな、思い思いに好きな選手の素晴しさを語っていた。愛のある人は、モノマネも極めていた。橋本の4の字固め、武藤のコンビネーション、天山のモンゴリアン、そして僕はnwoのお荷物事、ヒロ斉藤のタッグ戦でリングサイドにいる時の真似が一番似ていた。
マサ斉藤『やばいですねー。やばいですよー。』

まぁ、当然どちらが最強かで揉める訳ですが如何せんプロレスのことだから話は長い。7.11決戦!!とか闘強導夢決戦とか長引かせて話は進みません。

勉強に疲れ、アニメも見逃してしまいその日は夜の3時くらいに起きた。テレビをつけるとVシネが始まっていた。女麻薬捜査官もので、キッチリ抜く準備を整えた。ストーリーは何てことは無く進んでいき、はや終盤に差し掛かっていた。

画面では、ヤクザと女捜査官がカーチェイスしている。そして戦闘シーンが始まった。

あれ、ちょっとまてよ。どっかで見た顔だぞ、このヤクザ。

そう、ヤクザ役は新日本プロレスの面々でした。それも正規軍・nwoともに仲良くたった一人の捜査官に立ち向かっています。橋本が首絞めたり、ドラム缶投げたりハッチャケ過ぎです。結局最終的には女捜査官に纏めて爆破されてしまいました。

その悲しさ。その虚しさ、やるせなさ。

僕は泣いた。凄く泣いた。何が悲しいのか解らないけど泣いた。泣き続けた。泣きすぎて下からも白い涙があふれてしまったがこちらはすぐに泣き止んだ。

次の日学校に行くと何人かが沈鬱な表情で精気無くうな垂れていた。
「昨日、見たか?」
僕が、そう話しかけると
「おう」
と悲しく答えた。
「本当にショックだったらー」
「なぁ。あんなに凄い人らだったにね」
「だよねー、あんだけ仲悪いに現実じゃツーカーだもんね。ついでにやられちゃうしさー」
「はぁ?何の話だかしん?仲がいいって何の事よ?」
「えっ?昨日のVシネの事じゃないだ?」

空気が止まった。土曜の朝の教室に寒い風が吹いた。

「●●先輩に●●君等がやられちゃったじゃん。昨日見てないっけか?」

その後、僕はVシネ生徒からミスターVシネと呼ばれるようになった。でも後悔してはいない今は、もっと悲しい称号『ニート』を手に入れたから。所詮、僕のポジションはターザン後藤だから仕方ないと心に言い聞かせた……
こんばんは。就職戦線に颯爽と現れて颯爽と去っていく高空の切り裂きジャックMe163のつもりの呉一田(某流通業一時落選は問わないでください)です。

単位取得の問題もあり、ここから二ヶ月だけ本気で行きます。

久しぶりに真面目になったので勉強の仕方が解りません。目指せ学生ニートの星!!!

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